お鍋に、お肉料理に、お魚料理に、サラダに、と何かの料理の味付けのアクセントに使われる調味料『柚子胡椒』。
『柚子胡椒』はよく冷蔵庫の中で賞味期限が切れてしまいがちになりますよね。
『柚子胡椒』は一体いつまで美味しく食べられるのでしょうか。
今回は、柚子胡椒の賞味期限切れはいつなのか(未開封・開封済それぞれの場合)、
また、柚子胡椒の賞味期限切れを見分ける方法についてご紹介いたします。
『柚子胡椒』賞味期限切れと食べられる期間
そもそも賞味期限とは、「美味しく食べられる期限」です。
柚子胡椒を美味しく食べられる期限についてですが、
柚子胡椒は、一般的にチューブや瓶詰など様々なパッケージで販売されており、
いずれにしても、その賞味期限は、半年~1年間とされています。(商品によって差があります)
「柚子胡椒」の主成分が柚子と唐辛子と大量の塩分なので、実は「柚子胡椒」は密閉状態だと非常に長く持つ調味料なのです。
ですので、完全密閉されている状態で仮に賞味期限が切れていても、
開封後にすぐに密閉して冷蔵保存さえしていれば1~2週間は多少美味しく食べることができます。
現に、口コミや質問サイトでは「賞味期限から未開封で1年以上経っていたにも関わらず、普通に食べることができた」との投稿もちらほら見かけます。
ですが、品質の保証はできませんので、賞味期限が切れてからのお召し上がりは、原則あまりお勧めはいたしません。
また、賞味期限半年~1年というのも、あくまで”未開封の場合”の賞味期限であるため、
開封済みだとそれに限りません。その詳しい説明は次の章でご紹介いたします。
『柚子胡椒』の未開封・開封済みで賞味期限切れの違い
柚子胡椒の賞味期限切れについて、未開封と開封済みでは多少違いがあります。
先ほど、未開封では半年~1年間とご紹介いたしましたが、
賞味期限内で開封した場合については、ほとんどの柚子胡椒の商品ラベルにおいて、
「開封後はお早めにお召し上がりください」との記載がよく見受けられます。
やはり、空気に触れることで商品自体の品質が下がってしまったり、風味がなくなったりして賞味期限が一気に短くなるようですので、
開封してしまった場合、そこから1~2ヶ月間以内で使用することをお勧めいたします。
その場合、注意するポイントとしましては・・・
・高温多湿を避ける
・直射日光が当たらない冷暗所
つまり、しっかり瓶や蓋を閉めた状態で冷蔵保存するのがベストですね。
「それでも1~2ヶ月じゃ全部柚子胡椒を使い切れないよ~」という方は、
冷凍保存だと1年ほど更に長持ちしますし、使い勝手もあまり変わらないので、
匂い移りをしないようにしっかり密閉した上で冷凍保存することも考慮してみてください。
ということで、一般的な柚子胡椒の賞味期限切れまでの期間をまとめますと、
*未開封 ・・・半年~1年(商品の賞味期限記載どおり)
*開封済み・・・冷蔵保存で約1~2ヶ月、冷凍保存で約1年
ご家庭の料理事情にあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
『柚子胡椒』の賞味期限切れを見分ける方法
上記で、一般的な柚子胡椒の賞味期限切れのお話をいたしましたが、
実際、柚子胡椒の賞味期限切れを見分ける方法はあるのでしょうか。
柚子胡椒といえば、柚子の独特な風味とピリッとした辛みが特徴です。
開封後時間が経つと、その辛みや見た目ではあまり変わりません。
ですが、柚子のあの独特の風味がだんだん落ちてきます。
ですので、あまり柚子の香りがしなくなったときには、”柚子”胡椒として食べるのは難しいかもしれません。
つまり、柚子胡椒の賞味期限切れの見分け方は、匂いや風味でその都度自己判断してください。
また、柚子胡椒から異臭がしたり、カビが生えていたり、変色していたりすれば、
品質の観点からそもそもそれ以上食べることをお控えください。