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お鍋を焦がしてしまったら?焦げの落とし方や焦げつき防止策!

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気を付けていてもお鍋を焦がしてしまうことがあります。

それは、水分、油、火加減のバランスがうまくとれてないときに起こってしまいます。

お鍋を焦がしたあとの洗い物は、とても気が重いものです。力任せに擦っても、大してキレイになりません。

今回はお鍋の焦げの落とし方や、料理するときの焦げつき防止策をご紹介します。

お鍋を焦がしてしまったときの焦げの落とし方

焦げを落とす4つの方法をご紹介します。

お鍋の材質によって、適するものが違うので注意してください。

1.酢

2.塩

3.重曹

4.玉ねぎの皮

1.酢 ※鉄製は不可

① 焦げが浸るように水を入れ、酢(水1ℓに酢60ml)を入れる。

② 火にかけ、沸騰後10分加熱。

③ 湯を捨て、鍋の焦げを落とす。

※ヤケド・臭いに注意!酢に洗剤(大さじ3)をプラスすると落ちやすい。

2.塩

① 焦げた部分をお湯でさっと流し、焦げに塩を振りかける。

② 10~15分放置して擦り取る。

3.重曹 ※アルミ・銅製は不可

① 焦げがすべて浸るように水を入れる。(蒸発しないよう、最低3㎝は水を入れる)

② 重曹を入れ、溶かす。(水1カップに重曹大さじ2)

③ 火にかけ10分煮て、焦げがゆるむまで放置する。

④ 冷めたらスポンジで擦る。

4.玉ねぎの皮

① 水と玉ねぎの皮(約2個分)を入れてお湯が茶色になるまで沸騰させ続ける。

② お湯を捨て、擦るとる。

※昔ながらの方法です。玉ねぎの硫化アリル・ケルセチンという成分が油や焦げを浮かせます。

これらの4つのうちいくつかは、ご家庭にお持ちだと思います。

頑固な焦げを諦めずに試してみてください。

お鍋が焦げ付かないようにするコツ

お鍋が焦げてしまう原因は、いくつかあります。

・水分が蒸発してしまうこと

・油が少ない


・火力が強すぎること

・鍋が傷んでいる

・鍋が薄く、高温になりやすい

カレーやシチューなどの煮込み料理は、ルーなどとろみが出るものを入れたあとは火を弱め、早めに火を消すようにしましょう。

水分の蒸発が原因なので、食べる直前に弱火でゆっくりと混ぜながら温めるイメージで。

油が少なく、火が強い場合は、あっという間に焦げつきます。油と火加減のバランスを考えましょう。

また、傷、錆び、焦げなどで鍋が傷んでいると焦げやすいです。鍋のお手入れは、料理の都度行うと次回の調理で困りません。

鍋が薄いステンレスの場合、熱伝導がよく、一気に温度が上がってしまうため、焦げやすくなります。弱火で様子をみながら調理しましょう。

このように、お鍋が焦げ付かないようにするコツはいくつかあります。ぜひ覚えておきましょう。

まとめ

今回は、お鍋を焦がしてしまったときの焦げの落とし方と焦げつき防止策についてご紹介しました。

酢・塩・重曹・玉ねぎの皮の4種類のそれぞれの焦げの落とし方は、鍋の材質によって適するものが違います。

鉄製は酢を使うと錆びは取れますが、焦げはとれません。

アルミ製は重曹だと鍋が変色してしまいますので注意してください。

酢・塩・重曹・玉ねぎの皮の焦げ落としの方法は基本的には似ており、お鍋の焦げに馴染ませて擦り取る、ということです。

次に、お鍋が焦げ付かないようにするコツですが、火加減、水分量、油の量をバランスを考えて調整することです。

同じ鍋でも、ステンレス製の薄い材質のものは加熱するとすぐに高温になるので、注意しましょう。

鍋が焦げてしまうと、料理の手間が一気に増えてしまいます。

ご家庭のお鍋の特徴を知っておきましょう。焦げた場合もご紹介した方法ですぐに対処すれば元通りに使えますよ。