今回は、里芋の皮むきで、手が痒くて困ったときの解決方法をご紹介します。
里芋は、皮をむき始めると、我慢できない痒みが襲ってきませんか?
手が痒くて痒くてどうにもならない。そして放っておくとヒリヒリしてくる。キッチンペーパーで拭き取ったり、水でサッと流したぐらいでは、痒みはなくなりません。
そんな痒みを感じずに里芋を剥く方法と、痒みがでてしまったときにすぐに効く対処法をご紹介します。
里芋の皮むきで手が痒くならない方法
里芋の皮むきで手が痒くならない方法はいくつかあります。
1.ビニール手袋・ゴム手袋を使用
2.レンジで加熱する
3.お鍋でゆでる
1.ビニール手袋・ゴム手袋を使用
ビニール手袋 またはゴム手袋を着用します。
素手で触らなければ痒みは起きません。ただ、経験上、包丁が使いづらいです。
里芋のヌルヌルで、滑りやすいので注意してください。
2.レンジで加熱する
里芋は始めにボウルなどに水を張り、土を洗い落としておいてください。
そのまま耐熱容器にいれ、ラップをかぶせてレンジで2~5分(里芋の数により)加熱します。取り出して、包丁を使わずに指でつかむと、簡単に皮がむけます。
3.お鍋でゆでる
里芋の土を洗った後、お鍋に水と里芋を入れて15分茹で、水にさらす。レンジ使用と同じく簡単に皮がむけます。
個人的にはレンジ加熱が簡単にできます。加熱時間は、里芋を取り出し、皮が剥けなければさらに1分ずつ追加してみてください。
痒くなった時の対策!
痒くなったときは塩を手に擦り込む、またはレモン汁か酢水に手を漬ければ痒みがすぐに治まります。
里芋の皮むきで痒みを起こす原因は、シュウ酸カルシウムです。
シュウ酸カルシウムは針状の結晶で、痒みや痛みを感じるのは、その針状のトゲが皮膚に刺さったような状態になるからです。
そして痒くて掻いてしまうと・・・針(トゲ)がどんどん深く刺さっていくことになります。
そこで、上記で述べた塩・レモン汁・酢水でシュウ酸カルシウムを分解させ、痒みを治めることができるのです。
即効性があります。慌てずに塩、レモン汁、か酢を用意しましょう。
まとめ
今回は、手が痒くならずに里芋の皮をむく方法と、手が痒くなってしまったときの対処法をお伝えしました。
ビニール手袋やゴム手袋を着用すれば、里芋を直接触れずに調理できるため、痒くなりません。ただし、滑らないよう注意が必要です。
里芋の土を洗ったあとにレンジ加熱、もしくは鍋でしっかり茹でて加熱すると、手でスルッと簡単に剥けます。加熱した里芋は素手で触っても痒くなりません。
万が一、里芋を加熱せずに素手で触り、痒くなってしまった場合は掻きむしらないでください。痒み、痛みが増します。
手に塩を付ける、もしくはレモン汁か酢水に手を浸しましょう。
すぐに痒みが治まります。