第96回箱根駅伝が2020年1月2日(往路)・3日(復路)の朝8時からスタートします。
箱根駅伝に出場できるのは以下の条件の合計21チームです。
- 関東学生陸上競技連盟の加盟大学
- 昨年の大会でシード権を得た10校
- 今年の予選会で出場権を得た10校
- 予選会で出場権を得られなかった大学から選抜された選手で構成された1チーム
今回は、テレビ中継を見ていて気になる、OP、学生連合という言葉。
OPとはどういう意味なのか?
学生連合ってどうやって選抜されているのか?
学生連合の監督はどこからどうやって選抜されているのか?
優勝したらどうなる?
これらの気になることを調べてみたのでご覧ください。
【箱根駅伝2020】OP・学生連合の意味は?
まず、OPという文字が、テレビ中継の順位一覧で大学名が並ぶ中に見られます。そして学生連合はどういうチームなのか調べました。
OPとは、OPEN(オープン)の略称。
- 箱根駅伝に出場した場合、各区間の個人の記録は有効。順位の記録が残らないオープン参加という意味。
- 箱根駅伝において、関東学生連合のみ適用。
次に、関東学生連合チームについて調べました。
関東学生連合チームとは
- 1校から1名選出
- 本戦出場経験がゼロであること
- 予選会に出場しなかった選手、予選会に出場した留学生は選出されない
- 個人記録は有効な記録であるが、順位はつかない
- 記録はチーム・個人とも参考記録とする
関東学生連合チームのタスキの色は、白地に赤字で「KGRR」と書かれてあり、箱根駅伝で記載されるチーム番号は最後の番号「21番」となります。
菅原伊織さん(関東学生連合・城西大学) pic.twitter.com/XAuHBsZdxN
— 4ÖR! (@_ifot0_) January 2, 2020
箱根駅伝当日エントリーが発表されました!山口武(3年)が関東学生連合チームで2区を走ります🔥
関東学連チームの応援よろしくお願いします❗️❗️🐱🐱🐱#箱根駅伝 #関東学生連合 #東京農大 #箱根復活 #熱男 #ニャー pic.twitter.com/aoPkG1NdRi— 東京農業大学陸上競技部男子長距離ブロック (@TUA_LD) January 1, 2020
【箱根駅伝2020】学生連合の選手・監督の選抜方法
選手の選抜方法
第96回箱根駅伝にオープン参加する関東学生連合は、2020年は恒例の選考レースを行わないと公表しました。
監督の山川達也監督(麗沢大)ら、首脳陣が予選会ハーフマラソンの個人成績を参考に編成しました。
【過去2年の選考方法】
11月下旬の1万メートル記録会を選考レースとして行い、予選会の個人記録と合計して登録16人から出場10人を絞り込む。
連合の登録選手16人は以下の通り。順位と記録は予選会のハーフマラソン個人成績。
山口 武(東農大3年)17位 1時間3分59秒
吉里 駿(駿河台大3年)32位 1時間4分30秒
宮田 僚(麗沢大4年)49位 1時間4分57秒
吉井 龍太郎(大東大3年)55位 1時間5分2秒
上土井 雅大(亜大4年)59位 1時間5分5秒
阿部 飛雄馬(東大4年)64位 1時間5分11秒
外山 結(育英大2年)65位 1時間5分12秒
舩田 圭吾(武蔵野学院大2年)72位 1時間5分18秒
大石 亮(専大3年)77位 1時間5分23秒
菅原 伊織(城西大3年)84位 1時間5分27秒(引用元:スポーツ報知)
過去においては、青山学院大学の原晋監督が2008年大会時に、選考レースを行わずに、選手の様子を見極めた編成・区間配置をし、過去最高の4位となったことがあります。(当時は公式記録として順位があった。)
監督の選抜方法
監督の選抜方法は、ルールがあることが分かりました。
箱根駅伝予選会で落選した大学のうち、最上位の大学の監督が務めることになっています。
第96回箱根駅伝に参加する関東学生連合チームの監督は、予選会を11位で敗退した麗沢大学の山川達也監督がつとめ、予選会12位の駿河台大の徳本一善監督と13位の上武大の近藤重勝監督がコーチを務めます。
山川達也監督は、2019年の予選会でも11位通過となり、関東連合チームの監督を務めているので、2年連続の監督となります。
10月の予選会から、1月の本番までの2・3ヵ月で、新たに編成した16名のチームを指揮する山川達也監督。監督としてどんなチーム作りを心掛けるのでしょうか。
また、順位が出ないオープン枠での出場となる関東学生連合チームですが、総合優勝のタイムが出た場合、どうなるのでしょう?
現状のOP(オープン参加)ルールでは、順位がつかない、という条件となっています。
依って、総合優勝のタイムが出たとしても、2位のタイムを出した大学が総合優勝となります。
まとめ
今回は、テレビ中継を見ていて気になる、OP、学生連合という言葉。学生連合の選手・監督の選抜方法など、気になることを調べてきました。
OPとは、OPEN(オープン)の略称。
- 箱根駅伝に出場した場合、各区間の個人の記録は有効。順位の記録が残らないオープン参加という意味。
- 箱根駅伝において、関東学生連合のみ適用。
関東学生連合チームとは
- 1校から1名選出
- 本戦出場経験がゼロであること
- 予選会に出場しなかった選手、予選会に出場した留学生は選出されない
- 個人記録は有効な記録であるが、順位はつかない
- 記録はチーム・個人とも参考記録とする
学生連合の目標は10位の位置に入る、というチームの目標があるそうです。
監督の選抜方法は、ルールがあることが分かりました。
箱根駅伝予選会で落選した大学のうち、最上位の大学の監督が務めること。
2020年の関東学生連合チームにおいては、予選11位だった麗沢大学の山川達也監督が総監督を、予選12位だった駿河台大の徳本一善監督、13位だった上武大の近藤重勝監督がコーチを務めます。
今年の最終結果がどうなるのか、区間賞が出るのかも楽しみですね!