関灘茂(せきなだ しげる)が外資系コンサルティングファーム「A.T.カーニー」の日本支社代表に就任しました。
32歳で同社最年少でパートナーに、そして38歳という史上最年少で代表取締役に就任した関灘茂氏がどんな方なのか、経歴・大学・実績・圧倒的努力のエピソードなどを調べました。
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— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) January 13, 2020
関灘茂(せきなだしげる)の経歴
1981年生まれ
兵庫県神戸市出身
高校:兵庫県立兵庫高校
神戸大学経営学部
神戸出身の関灘氏は、中学2年のときに阪神・淡路大震災で被災。
その時に、いわゆる”偉い”、”社会的地位が高い”とされている銀行員や教師が食べ物を奪い、”やんちゃ”な人たちが物資を調達・配布する様子を目の当たりにしました。
”勉強ができる、できない”や、”社会的地位が高い、低い”とは別に、いまここで困った得る人を救えることを素敵だと思い、いつ死ぬか分からない自分は、いつ死んでも公開しないように目的を持って意味のある人生を生きよう、と考えたそうです。
関灘 茂の経歴
2003年 神戸大学経営学部卒業
2003年 A.T. カーニーに入社
2014年 A.T. カーニーにてパートナー就任
2020年 A.T. カーニー日本代表就任
※ INSEAD(欧州経営大学院)にてMAP修了
2003年に神戸大学経営学部を卒業して以来、ATカーニーでは、数々の名物上司と出会い、自分の脳の使い方、考え方を変えるために試行錯誤し、1カ月に100~200冊の書籍を読めるようになります。
入社2年目でシニアビジネスアナリストに昇進。”Something new”を出す方法を見出そうと本・テレビ・映画などあらゆる領域からインプットをし続けます。
入社4年目のアソシエイト時代に、自動車メーカーのプロジェクトのコンサルが受け入れられて以来、あちこちのプロジェクトから声がかかり、どんなプロジェクトも”火消し”として”消火”できるようになったそうです。
A.T.カーニーでは、兼業が許可されていて、関灘氏は主要ビジネス誌への寄稿や主要セミナー、大学での講演などを多数されています。
- グロービス経営大学院教員
- 東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラムモデレーター
- 神戸大学経営学部トップマネジメント講座非常勤講師
- 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科非常勤講師
- K.I.T.虎ノ門大学院 客員教授(マーケティング、及び、戦略プロジェクトマネジメント担当
関灘茂のエピソードまとめ
関灘茂氏は、史上最年少でA.T.カーニーの代表取締役となりましたが、圧倒的努力と言われる様々なエピソードに驚かされます。
- 大学1~2年生の間に経営学関連書籍を200~300冊読む
- 関西から東京へ外資系コンサルの就活生セミナーへ行き、衝撃的なプレゼンをしたコンサルタントに直談判で、後日にセミナー依頼を受けてもらう ※彼が感銘を受けたコンサルタントは当時ATカーニーにいた三谷宏治氏
- 新卒採用の選考時、「フェルミ推定」という質問(実際に調査するのが難しいような数量を、論理的に推論して回答する)に対し、普通なら受からない回答をする。
「本気でお知りになりたいですか? だったら私、日本の南から1本ずつ数えますよ!」
(引用元:東洋経済オンライン)
- 入社3ヵ月で、自分の脳の使い方・考え方を変えないといけないと悟り、速読術・フォトリーディング・波動リーディングを使い1か月に100~200冊の書籍を読む
- 自分が面白くないと言われ続け、本・テレビ・映画などからインプットを。マトリックスについては、100回見た。
- 平均睡眠時間は3~4時間
- 手帳には、「自分は何のために生きているのか、なんのために何の目標ならやりがいがあるのか」をつねに書き付ける
- 定期的に内省の時間を取る。やる意義を見つけて、言語化する時間をすごく大切にする
- 10年単位で物事を見る、計画を立てる。
このように見てみると、どれも簡単には真似できない、圧倒的努力がずば抜けています。
まとめ
関灘茂(せきなだ しげる)が外資系コンサルティングファーム「A.T.カーニー」の日本支社代表に就任しました。
32歳で同社最年少でパートナーに、そして38歳という史上最年少で代表取締役に就任した関灘茂氏がどんな方なのかをご覧いただきました。
日々の努力と行動の積み重ねで最強のビジネスマンに。
今後3年の任期で、さらにどういった活躍をされるのか、本当に楽しみです。