ざわつく金曜日!で紹介された米粒より小さいハサミ。
10年以上も前に、京都の衣川製作所が製造したものです。
”展示用”とされていましたが、ピンセットで柄の部分を動かすことができ、ちゃんと紙を切ることができます。
一体どんなハサミなのか、どこかで買えるのかを調べました。
衣川製作所について
株式会社 衣川製作所
京都市伏見区深草新門丈町106-4
弊社では、従来のエレクトロニクス業界で永年培った、微細加工技術を、医療業界にお役に立てないかと考え、循環器系、整形外科系、消化器系、眼科系、脳神経外科系等の領域で使用される手術器具の設計開発、製作を医療現場の方々から直接お聞きし、製作しております。
森精機ドリームコンテスト(切削加工で日本のものづくりの技術や技能の交流向上を目的として開催)で「米粒より小さいハサミ」以外にも数々の製品があります。
米粒より小さいハサミ
(引用元:衣川製作所HP)
「米粒より小さいハサミ」は、内視鏡用に作られたもの。
全長3.5mmで、刃渡りは1mm。
血管内で詰まったものを切り取るなどで、手術の効率化を進め、患者の身体負担を小さくするのが目的です。
手術器具への応用を目指して、実用化に向けて製造したもので、髪の毛や、0.1mmの厚さの紙を切ることもできる、世界最小のチタン製マイクロ鋏。
紙を切ることができますが、文具ではないため一般の販売はしていません。
実用化の際は、医療用のため医療機関への販売になると思われます。
”米粒より小さいハサミ”ではなく、もう少し大きなサイズの実用化が検討されているそうです。
このハサミに関する世間の声もご紹介します。
世間の声
米粒より小さい世界最小のハサミやってw(゚o゚;)wちゃんと紙も切れてるし(・_・;)
— 除愚Zの鳳凰 (@BG5_LEGACY_GT_B) November 6, 2011
@peko45 すごいよね!米粒より小さい内視鏡用ハサミ開発するのもすごいけど、自分にガンがみつかったときにも、ドクターに、自分のハサミを使えるかって聞くほどの熱意!身体負担かけすぎない程度にさらに良いもの作っていただきたい。
— みゆき (@myk0601) September 30, 2012
米粒より小さい医療用のハサミの特集やってたけどミニチュアって面白いし何度も見てしまう
— rouna終息まで低浮上@18日夕星忘れない✬🍏DRAWING FROM BIRTH👶🌠 (@dusksnegvenera) November 18, 2019
まとめ
「米粒より小さいハサミ」はどこかで買えるのか?何にどうやって使うかをお伝えしてきました。
「米粒より小さいハサミ」は展示用で、医療器具として実用化するために、少し大きいサイズになるそうです。
文具用品ではないため、一般販売はしていません。
衣川製作所には、展示室(ショールーム)が常設されています。ビジネスや研修の際は見学できるかお問い合わせしてください。