コナン映画の興行収入は過去7年連続でシリーズ最高興収を更新してきました。
現在、新型コロナウイルス流行の影響で、家族向け・子供向けの映画公開が延期になり、臨時休館する映画館もあります。
これらの影響で、日本での映画興行成績にも打撃を与える可能性も出てきました。
劇場版『名探偵コナン緋色の弾丸』公開予定は2021年4月です。
2020年は公開されないということで、コナン映画の興行収入にどれくらい影響があるのか調べました。
コナン映画過去の興行収入
名探偵コナン劇場版シリーズの映画興行収入一覧です。
公開年/映画名/興行収入(億円)
1997/時計仕掛けの摩天楼/11.0
1998/14番目の標的/18.5
1999/世紀末の魔術師/26.0
2000/瞳の中の暗殺者/25.0
2001/天国へのカウントダウン/29.0
2002/ベイカー街の亡霊/34.0
2003/迷宮の十字路/32.0
2004/銀翼の奇術師/28.0
2005/水平線上の陰謀/21.5
2006/探偵たちの鎮魂歌/30.3
2007/紺碧の棺/25.3
2008/戦慄の楽譜/24.2
2009/漆黒の追跡者/35.0
2010/天空の難破船/32.0
2011/沈黙の15分/31.5
2012/11人目のストライカー/32.9
2013/絶海の探偵/36.3
2014/異次元の狙撃手/41.1
2015/業火の向日葵/44.8
2016/純黒の悪夢/63.3
2017/から紅の恋歌/68.9
2018/セロの執行人/91.8
2019/群青の拳/93.7
ご覧になると分かるように、興行収入が年々高くなっています。
特に、異常な伸びなのが、2013年から2018年の5年間。
約3倍に伸びています。
ちなみに、2011年の東日本大震災が起きた年の興行収入は31.5億円で、前年の32億円を少し下回っています。
コナン映画興行収入は公開延期で影響される?
コナンの興行収入が高い理由は、①毎年GW時期に上映していること、②親子2世代(家族)で楽しめること、と言われています。
4月17日の公開が延期されればGW時期を外してしまい、GW中に家族で映画を観に出かける機会がなくなってしまいます。
また、上映期間が他の映画との兼ね合いがあるため、上映開始後に動員数が高かったとしても、ロングラン上映できずに短い期間で終わってしまう可能性もあります。
公開時期が、GWや夏休みなどの長期休みと重ならない場合は、劇場に足を運ぶ人は減ってしまうでしょう。
コナン映画興行収入の損失額は?
日本だけでなく、新型コロナウイルスは世界で感染が拡大しています。映画業界は既に大打撃を受けているようです。
「The Hollywood Reporter」によると、専門家の分析による映画の世界興収は”約5400億円(50億ドル)の損失がすでに出ている”と指摘しています。
2020年の劇場版『名探偵コナン緋色の弾丸』に関する興行収入の損失はどれくらいになるのか。
あくまでも予想となりますが、2019年公開の『名探偵コナン群青の拳』の興行収入93.7億円と同じくらいになれば、損失は1億円前後となるでしょうか。
まとめ
コナン映画2020興行収入はどうなるのか?公開延期で影響や損失額はどのくらいになるのかについてお伝えしてきました。
現時点で、映画公開の延期は発表されていませんが、2021年4月に公開されたとしても映画館に足を運ぶ人は減っているかもしれません。
コロナウイルスの影響は前例がない事態のため、興行収入についてもあくまで予想となります。
感染の心配をせずに外出できる日がいつになるか引き続き様子を見たいと思います。